青山美智子さんの小説『お探し物は図書室まで』を読みました。
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相変わらず青山美智子さんは素敵な作品を書かれますね。
この本を読んだきっかけは、もともと青山美智子さんの作品をいくつか読んでいて好きだったこと、そして「図書室」というキーワードに心惹かれたのがきっかけでした。
本好きが「図書室」というワードに興味を惹かれない訳がないですよね!
特に印象に残ったエピソード
第二章が個人的に特にお気に入りです。
第二章では、会社を辞めてアンティーク雑貨店を始めたいと夢見る登場人物のお話です。
自分の叶えたい夢を、すでに叶えてる人に話を聞きに行ったり、ビジネス的な目線でも参考になることが多そうだと思いました。
また、この章の中で「世の中は信用で回っている」というフレーズが出てきてとても共感しました。
信用を大切にすることの大事さに、改めて自分の生活や人間関係を振り返るきっかけにもなりました。
青山美智子さんの作品は、読者の心を掴むのが本当に上手いです。
登場人物たちの細やかな心情描写が秀逸で、彼らの抱える悩みや葛藤に自然と共感してしまいます。
この本を読んでいる間、何度も「そうだよね」とうなずきながらページをめくっていました。
おすすめしたい読者
新しい挑戦に踏み出す勇気がほしい人、日常生活で少し疲れてしまった人にぜひ手に取ってほしい一冊です。
また、青山美智子さんのファンの方にはもちろん、心温まるストーリーが好きな方にもおすすめします。
文章も難しくないので、中学生でも問題なく読めると思います。
ですが、共感という意味では人生経験の長い大人の方が心に響くかもしれません。
まとめ
『お探し物は図書室まで』は、読み終わったときに自然と笑顔になれる、とても優しい作品でした。
自分自身の生き方や人との関わり方を少し見直してみたくなるかもしれません。
ぜひ一度手に取ってみてください。
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